「せんせ～い！これあげる！」とポケットから何かをさっと出し、園庭に走っていく年少のT君。

「これ、くれるの？」と言う先生の言葉に、後ろ向きのまま、うんうんと頷きながら去っていくT君。

「ありがとう！」と先生。照れているのか、こちらを向くことなく、またうんうんと頷く。

何だか独特な折り方で折ってある。

開いてみると…これまた味のある手紙！

この１枚にT君の思いがたくさん詰まっていると思うと、何だかとっても嬉しくなる。

この折り線からも分かるように、きっと家から大事にポケットに入れて持ってきてくれたんだろうなぁ…。

ありがとう。

こんな子どもたちの優しさに先生たちはいつも癒されるのです。